N.354 AIR ZOOM TYPE
先日買ったエアジョーダン1をもまだ下せていないのに、またスニーカーを買ってしまった。
NIKEのN.354ラインからリリースされたAIR ZOOM TYPE。
N.354は簡単に言うとナイキの過去の試作品等のアーカイブを元に商品化するという、実験的ライン。
大抵のモデルはそこまでプレミアは付かないので、普通にナイキ直営店や大手スニーカーショップに行けば買えるし、SNKRSでも特に争奪戦にはならない。
これはSNKRSで狙いつつも普通に買えそうだしいいやとスルーしていて、たまたま近所のatmosに寄ったらマイサイズがラス1との事で無事回収。
見る人が見ればお気付きだと思うが、このモデルは3月の東京マラソンで優勝した大迫傑が履いていたシューズ、AIR ZOOM ALPHA FLY NEXT%の試作品をモチーフとして、カジュアルシューズに落とし込んだ物。
アルファフライもスニーカーとしてもめちゃくちゃ格好良いのだが、流石一流ランナー向けとあって定価が3万円するし、さらにプレ値が付いて5万超で取引されている。
正直、あれは本当にマラソンをする人たちに必要な物だと思うので、単なるスニーカーマニアが買い占めるのもどうかと思うが…
ディテールを見ていこう。
アルファフライに似て前足部の大きなズームエアポッドが目を引く。
このポッドはレブロン17から流用している。
一時期陸上界で物議を醸したカーボンプレートではないが、TPUプレートをソールに内蔵する事で程よい推進力を生む。
わざと飛び出しているのも試作品感を出すための演出。
サイドから。
sacaiのLDワッフルを彷彿とさせる、飛び出た2段重ねのアウトソールが特徴的。
これを履いて車の運転は危なそう。
内側。
ズームエアポッドは内外で色が違う。
上から。
ズームエアポッドの張り出しでボリューム感がある。
色はほんの少しグレーがかったサミットホワイト。
シンプルでどんなファッションにも合わせやすそう。
ミッドソールはクシュロン。
ルナロンよりも前からあるナイキのミッドソ
ール素材で、リアクトよりも軽いフワフワしたフォーム。
カジュアルシューズではウィメンズのエアマックスヴェローナ等に使われている。
アッパーはマイクロファイバーのような薄くて軽い素材で、履いてみると見た目以上に軽い。
その軽さ+着地時のソールの衝撃吸収、蹴り出し時のズームエアとTPUプレートの反発力で、とんでもなく歩きやすい。
箱がやたらとデカい。
エアジョーダン1の箱と比較。
まとめ:
レアスニーカーだけが素晴らしいわけじゃない