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短文投稿が主流の昨今、あえてブログで日々の記録を残す

ヤマハ YAS-108を買った

2018年最後の買い物として、かねてから気になっていたサウンドバーを購入。

YAS-108というヤマハのエントリーモデルだ。

 

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特に低~中価格帯のオーディオ系では基本的に値段と音質は比例するものだと思っているので、YAS-108の2万円台と言うと本当に「テレビのスピーカーよりは良い音で聴きたい」レベルの代物なのだが、その中でも評価が高くDTS Virtual:Xという疑似5.1chサラウンド機能が付いている点に惹かれた。

 

価格はYAS-108がネットでの実売2.2万円ほど、ひとつ前の機種YAS-107が1.7万円ほどなのだが、音まわりのスペックに違いはなく、108になってBluetooth接続機器のスイッチが出来るようになったという点で迷うことなく108にした。

 

用途としては、メインはゲームで次いで映画、PCやiPhoneBluetooth接続しての動画・音楽鑑賞。

ゲームに関してはFPSでワンチャン足音や銃声の方向が分からないかなと思ったが、結論から言うとワンチャンなかった。

 

接続経路としてはPS4→YAS→TVの順。

HDMIがARCという規格に対応している最近のテレビなら全てHDMIで繋ぐだけで良いのだが、一つ問題があった。

僕のテレビは地デジ化直前に買ったので09年頃の物で、ARC非対応である。

この場合、YASからテレビへのルートはHDMIと光デジタルの二本のケーブルで繋ぐ必要がある。

ケーブルを別途買わないといけないかと思ったが、幸い光デジタルケーブルはYASに同梱されていた。

HDMIケーブルは今までPS4とテレビを繋いでいたので一本はあるのだが、もう一本はPS4に同梱されていた物を使っていなかったため、それを使ってケーブル問題は解決した。

 

音について

当然だがテレビのスピーカーとは雲泥の差だ。

今まで自分の正面にあったスピーカーが、少なくとも斜め30度くらいの位置にも追加されたような感じで音場が広がった。

ウーファーは小型の物が2発内蔵されているだけだが、普通の賃貸マンションなら十分すぎるくらい鳴る。

外付けのサブウーファーはなくても充分。

 

サラウンドについて

本機の一番のウリであるDTS Viutual Xについて以下の条件で検証してみた。

 

1.ゲーム

PS4Call Of Duty:Black Ops 4

正直3Dサラウンドは使い物にならない。

3Dをオンにすると高音域がかなり強調されてシャリシャリ聞こえ、通常はババババという感じの銃声がシャカシャカ聞こえる。

全体的に音の帯域のバランスが崩壊してしまって聴くに耐えない音になるのでダメ。

3Dはオフにしてアプリ側でゲームモードに設定するのが何だかんだでベストだった。

先述の通り足音が後ろから聞こえるなんて事もない。

ただ左右方向と距離に関してはある程度判別はできるレベルには格上げできる。

 

2.ブルーレイ(実写)

スターウォーズ 最後のジェダイ

この映画のブルーレイはDTSの7.1chで収録されているだけあって、臨場感が凄い。

ゲームとは打って変わって3Dをオンにしても破綻する事なく音に立体感が出る。

初めはゲームモードのままだったので低音がやたら強調されてやや耳障りだと思ったが、映画モードに切り替えるとバッチリ。

2万円代でこのサウンドが鳴れば大満足。

 

3.ブルーレイ(アニメ)

エヴァンゲリヲン新劇場版:Q

映画モード3Dでいい感じの立体感。

ただ少し高音がシャリつく感はあり、女性キャラクターの声などに角が立つ感じ。

そこが気になる人は3Dオフでもいいかも。

 

3.昔の映画(実写)

ガメラ3 邪神覚醒(Huluで見つけて懐かしかったので)

Bluetooth接続したPCで映画モード3Dで視聴。

98年の作品なので当然5.1chや7.1chなど存在しない時代の映画だが、それでもアップコンバートされてかなりクリアに、映画館で観ているような感じで聞こえる。

Bluetoothでも遅延や明らかな劣化は感じない。

 

4.ライブ映像(YouTube)

好きなDJであるMartin Garrixがタイミング良く最近のライブ映像を4K,5.1chでアップしていたので、これもBluetooth接続のPCで視聴。

色々とモードを試したが、これも映画モード3Dが僕的にはベスト。

本当にライブ会場にいるかのような立体感。

観客の声もかなりリアルに聞こえる。

バスエクステンションでキックの低音がかなり出るので、正直サブウーファーなんていらない。

なくても音量次第じゃ近所迷惑を心配するレベルに鳴る。

 

総評すると、かなり満足。

ド年末に買っといてなんだが、2018年買って良かった物1位に輝いた。

確実にQOLが上がる。

サラウンドの種類についてはコンテンツ毎に使い分けが必要。

馬鹿の一つ覚えで全て3Dにしていると、高音がシャリシャリするとかでAmazonのレビューで星1つを付ける羽目になる。

基本的にはサラウンドで収録された音声を聴く時に3Dにしよう。

 

 

まとめ:

テレビも買い換えたくなってきた